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動画制作費はどうやって決まる?内訳チェックのポイント

動画制作費はどうやって決まる?内訳チェックのポイント

「動画を制作したいけど、制作費が高そうで手に出せない…」と、動画制作は敷居の高いものだと思っている方も多いのではないでしょうか。そもそも動画制作の見積書を見ても、本当に必要な項目や相場などがわからないため、「何となく高い」と思われるのかもしれません。

動画制作費の内訳を理解することで、無駄なコストを抑え安価に制作することにもつながります。ここで、動画制作の内訳について紹介しましょう。

1.制作会社によって費用が大きく異なる理由

まずは、制作会社が提示する動画制作費の内訳の一例をご紹介しましょう。

■企画

■撮影・技術

■出演者・ナレーター

・企画・構成費

・脚本(シナリオ作成)費

・ディレクション費

・撮影機材費

・カメラマン費

・アシスタント費

・撮影メディア費

・照明エンジニア費

・VE(ビデオエンジニア)費

・特機費

・キャスト出演費

・ヘアメイク費

・スタイリスト費

・ナレーター費

・収録スタジオ費

■編集

■その他

・映像編集費

・2D・3Dグラフィック作成費

・BGM・SE音響効果費

・ロケハン費

・スタジオ費

・オーサリング費

・エンコード費

・マスター作成費

・盤面デザイン費

・ジャケットデザイン費

・メディア複製費

・交通費・車両費

・通信費

これだけの項目があるとはいえ、すべての作品に必要というわけではありません。作品によっては、ディレクター1人で完成できるものもあります。

例えば、「5分程度の会社案内の動画」を制作する場合、企画から撮影・編集までディレクター1人で対応するケースと、10~20人の大所帯になるケースとでは、人件費の分だけ制作費は明らかに異なります。会社案内の動画という目的は同じでも、中身によっては10万円でできる作品もあれば、200~300万円かかる作品もあるのは、人件費の違いが原因なのです。

2.いい作品を作るのに最低限必要な人たち

とはいえ、ディレクター1人で制作するとなれば、求めているクオリティを満たすという点では限界があります。いい作品を創るのであれば、最低でも以下の人たちは必要です。

プランナー(企画・構成・脚本)

誰に、何を、どのように伝えるかを考えるのがプランナーの仕事です。脚本・絵コンテや企画プレゼン資料の作成、事前リサーチ、さらには配信する媒体の特性から「こんな表現をしましょう」といった提案まで、プランナーの役割は実に多岐にわたります。

プランニング費は制作費のなかでも割合が大きく、通常は総制作費の10~20%くらいを占めます。

また、プランニング段階で決まる内容によってトータルの制作費が大きく変わります。どこまで本格的な撮影をするかなど、内容をしっかりチェックして詰めていく必要があります。

ディレクター(ディレクション)

動画制作の全体を仕切るのが、ディレクターの役割。制作会社によっては、「プロデューサー」と呼ばれるところもあります。

ディレクターの仕事は、クライアントとの打ち合わせから各種手配、スタッフへの指示出し、スケジューリング、ロケ地選定、キャスティグなど、さまざまな業務を担当します。映画でいえば監督ですから、ディレクターが指示を出さないと制作は進みません。当然、腕のあるディレクターを起用すると、制作費はアップします。

各種エンジニア(撮影・グラフィック作成)

撮影を伴う場合は、カメラマンは必要です。単に人件費だけでなく、機材費や撮影メディア費(撮影した映像を収めるテープやメモリカードなど)の費用も必要経費でしょう。

商品紹介のように商材によっては音や光も、動画制作の重要な要素となります。つまり、音声や照明、ビデオエンジニアなどのスタッフが必要です。

ただ、採用や社内研修といった目的の動画の場合には、必要ないかもしれません。見積書に音声や照明、ビデオエンジニアの項目があれば、なぜ必要かを確認しましょう。

また、修正などが発生し撮り直しが必要になった場合、追加費用がかかることがあります。撮り直しにならないよう、撮影時には都度、映像をしっかりチェックすることもコスト削減のポイントです。

撮影はなく、アニメーションやCGで展開する動画を制作する場合でも、デザイナーが必要になります。オリジナルキャラクターを起用する場合には、イラストレーターを起用することになり制作費に跳ね返りますが、フリー素材やクライアントが支給する素材で制作する場合だと、制作費を抑えられます。

エディター(編集)

ディレクターと一緒に撮影した素材を編集して、最終的に作品を仕上げるのがエディターです。

一般的に、編集作業はオフライン、オンライン、MAという3工程にわけられます。オフライン(仮編集)とは、撮影した素材を単につなげたもの。これにエフェクトやCGなどを加えるのがオンライン(本編集)。映像はこの段階で完成しますが、これに音をつける作業がMA(音響)です。

編集作業は、映像クリエイターの本骨頂。ゆえに、制作費用の大きなウェイトを占めます。料金は編集作業の時間によって異なり、1時間あたり50,000円~100,000円が相場。これに、収録スタジオ費(1時間あたり15,000円~30,000円が相場)が追加でかかります。

また、MAの際にナレーターを使うと、その人件費(キャスト出演費)がかかりますし、アニメーションの場合だと複数人のナレーター(声優)が必要になることもあります。

まとめ

このように動画制作には多くの人が携わり、時間をかければかけるほど制作費がアップしていきます。

少しでも安く制作したいという気持ちもわかりますが、それよりも大切なことは「制作した動画が目的を果たしているか」ということ。品質を含め、その動画を見ている人に自分たちのメッセージがきちんと伝わる作品であれば、低コストでもいい作品はできるでしょうし、お金をかけても目的を達成できなければ無駄になってしまいます。

つまり、「目的達成に匹敵するだけの、コストと品質とのバランス」を見極めることが、コストパフォーマンスを最大化できる動画制作のポイントとなるわけです。

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