2022年11月14日にラブロフ外相がG20サミットが開催されるインドネシアのバリ島で病院に搬送という情報が報道されました。
昨今の状況から暗殺や亡命といった憶測がネット上では飛び交っています。
今回はラブロフ外相の病院の搬送について調査をしてみました。
ラブロフ外相のプロフィール
本名:セルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ラブロフ
生年月日:1950年3月21日
出身地:ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 モスクワ
学歴:モスクワ国際関係大学卒業
家族:妻、娘
所属政党:統一ロシア
ラブロフ外相は1972年にモスクワ国際関係大学を卒業後、ソビエト連邦外務省に入省しました。
1991年8月のクーデター後も外務省に籍を置き、1992年4月から1994年1月まで外務次官を務めています。
2004年3月9日にはイーゴリ・イワノフ氏の後任として外務大臣に就任をしました。
また2007年6月2日に外務大臣として初めて北方領土を視察したことにより、話題にもなりました。
2022年3月1日のウクライナ侵攻での制裁として、日本政府より資産凍結の対象者に指定されています。
ラブロフ外相に暗殺報道!?バリで病院に搬送!
2022年11月14日にラブロフ外相がG20サミットが開催されるインドネシアのバリ島に到着した後、健康状態が悪化し病院に運ばれたとAP通信が報道をしました。
この報道に暗殺や亡命といった噂がSNS上では目立っています。
ロシアでは高官やその家族の暗殺の疑惑があったり、ウクライナへの侵攻以降、思想家の娘の事件など不可思議な出来事が度々起こっています。
今回の報道に対しても様々な憶測が飛び交っているようで、正確な情報はまだ何もわかっていません。
ロシア外務省はフェイクと否定している?
ラブロフ外相の搬送の報道が出たすぐに、外務省のザハロワ報道官は「フェイクだ」とすぐさまSNSに投稿をしています。
ラブロフ外相がTシャツ姿で、「病院搬送」について語る様子が動画でアップされていました。
インドネシア政府の発表では不整脈のために病院に行ったが、現在はホテルに戻ったと発表をしているようです。
ロシアという国柄真実が報道されることは少ないですが、今回の件についても真相は隠されそうですね。
まとめ
ロシアの外務省の発表では暗殺や亡命ではなく「フェイク」とAP通信の報道を一蹴りしています。
またインドネシア政府の発表では、ラブロフ外相は不整脈のために病院に行ったが、現在はホテルに戻っていると報道されています。
真相は隠されるかもしれませんが、新しい情報が入り次第追記をしていきたいと思います。